作例を作り直すとき、11本の長さを全部15秒にそろえました。その前に作っていたのは20秒の映像1本だったので、これは意識して縮めた結果です。長さをどうやって決めたのかを書きます。
20秒の映像は、仕様書の絵コンテにあった5場面を順に見せるものでした。1場面あたり4秒です。できあがったものを並べて見ると、どの場面も説明の途中で次へ行っていました。長さが足りなかったのではなく、入れた物が多すぎたのだと思います。
作り直すときに、まず長さを決めました。15秒を分けると、頭でブランドが誰かを出すのに2秒、最後に約束を1枚(価格・日付・次にすること)残すのに2〜3秒かかります。残るのは10秒ほどです。この10秒に入るものが、その映像が言えることの全部になります。
10秒に入るのは、操作1つか、約束1つです。だからプランの中身にもそのまま書きました。Starter(予定・15秒)は見せる操作が1つ、Standard と Launch(予定・30秒)は操作3つまで、毎月のプランは Starter 相当の15秒を月4本です。長さを倍にしても操作を4つにしないのは、30秒の映像でも頭と終わりの取り分が同じだからです。
拍のことも関係しています。音楽フェスの告知を想定した作品は、128BPM の拍で切ってあります。15秒はこの速さでちょうど32拍、4拍子なら8小節です。音の区切りと映像の区切りが合うと、短くても慌てた感じになりません。長さを秒で考えるより小節で考えるほうが、実際には作りやすいです。
短くすると、頭の1秒の値段が上がります。15秒のうち、見る人がこれは自分に関係があるかを決めるのは最初の1〜2秒だと考えて、作品ごとに、その業種で一番強いものを頭のほうへ寄せました。不動産の作品では図面の線が建物に立ち上がる動きがそれで、フィンテックの作品では回る数字がそれです。ここは測った結果ではなく、我々の判断です。
長さをそろえたことで、別の問題も出ました。11本を続けて再生すると165秒、2分45秒です。見に来た人がそれを全部見ることはありません。だからショーリールは1本終わると次へ進み、作品のタブから好きな1本を途中で選べるようにしました。15秒という長さは1本についての判断で、ページ全体としては、見る人が2本目で離れることを前提に組んでいます。
一番短いほうも用意しました。Mini Motion(予定 Rp990,000・PPN 別)は5〜8秒です。この長さに入るのは、ロゴと1行の文と1枚の絵だけです。だから修正は文字誤りの修正だけで、独自の演出や構成の変更は含まない、と書きました。価格と同じで、これは需要を確かめるための仮の形です。制作期間と、ソースコードを含めるかどうかは、工数を測ってから決めます。
Launch Pack には、SNS 用の6〜10秒のカットが3本付きます。これは15秒を切り詰めたものではなく、別に作ります。15秒がすでに削り切った形なら、そこから6秒にするには、どこを切っても意味が壊れます。短い版が必要なら、最初から短い版として組むほうが安いです。
正直に書いておきます。15秒が正しいという数字を、我々は持っていません。まだご注文も案件もないので、どの長さが最後まで見られたのかを自分で測ったことがありません。世の中の調査の数字を借りてきて根拠にするのは簡単ですが、自分が測っていない数字を自分の根拠として書きたくありません。今の15秒は、作りながら決めた設計の判断です。
測るつもりのことも書きます。受付を始めてから最初の90日は、実際の案件で、納品した映像がどの長さで選ばれたか、どこで止められたかを記録します。15秒が長すぎると分かれば短くし、足りないと分かれば標準の長さを変えます。予定価格と同じ扱いで、最初に出した数字を守ることを目的にはしません。
最後に今の状況を書いておきます。KAZENA Motion は、まだご注文・お見積り・お支払いを受けていません。動画制作の KBLI(事業分野の許可)を会社に追加する手続きをしている途中で、取れるまでこのページはご紹介だけです。載せている価格はすべて予定の価格です。受付を始めたときの知らせは、ページから頼めます。許認可については自社の手続きとして書いているだけで、私は弁護士でも税理士でもありませんので、ご自身の事業の登録については専門家に確認してください。
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